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第3回保険薬局経営者研究会ミーティング 報告
平成22年8月8日13:00?17:00
於:新横浜グレイスホテル
[12:30 受付開始]
総合司会:加藤 孝(吉田島薬局)
[13:00?13:10] 開会の挨拶 代表世話人 山村 真一
[13:10?14-10 セッション]
?:「私たち保険薬局を静かに取り巻く危機の姿とは」
山村 真一 (プライマリーファーマシー)
動画(WMV) 90.62MB
You Tube 1/3
2/3
3/3
?:「薬経連短期目標から具体的アクションへ」
田代 健 (地球堂薬局)
動画(wmv) 16.95MB
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[14:10?16:35 ワークショップ] (課題の具体化?アイデアの創出)
グループA. 売上を伸ばしたい
収入を上げる方法として
?誰もが薬局内に入れるようにする(文庫本や野菜を置くなど)
?広告.地域イベントに参加し、半径2km以内の健康管理をするくらいの意気込み、実践
?24時間対応の携帯電話の活用(積極的に取り組むことで効果のみられた実例がある)
?医療保険の代理店
?第一類医薬品の活用
?事業継承や店舗拡張の原資となるファンドの設立の検討
≪質疑応答≫
Q:コールセンター機能を、薬局から発信するという使い方もあるのでは?
Q:事業化としては、「このような成功事例を蓄積する」ということがソリューションとなるのでは?
Q:薬局をwi-fiスポットにするという方法もあるのでは?
Q:後継者のいない薬局の事業継承にあたって、「薬経連が買い取る」
「経営者を斡旋する」でお金の動きが変わってくる
Q:地域で薬経連薬局同士が競合することになるような事態は避けなければならない
グループA発表内容スライド(PDF)
動画(WMV) 61.18MB
You Tube 1/2
2/2(質疑応答)
グループB. 仕入れを適正化したい
課題=効率的な在庫管理⇔安く仕入れる
ソリューションは以下の3点である。
?現状を知る
各薬局の詳細なデータを収集する
?在庫管理のノウハウを蓄積し、情報を共有する
マンパワーを駆使したアイデアを広く募りたい
?経営指標を理解する経営研修
薬経連でコンサル機能を担う
≪質疑応答≫
Q:在庫日数に関する議論は?
(田代補足:在庫を何日分持つか?という判断は各銘柄の納期と使用量の
変動によって変わってくるため、交叉比率や欠品率といった
包括的な指標とは別に高度な経営判断を求められるという質問の意図かと思います)
Q:大規模チェーンとの違いはなにか?
不動在庫のやり取りは大規模チェーンに対する優位といえる
(薬ネットの活用?)
グループB発表内容スライド1(PDF)
グループB発表内容スライド2(PDF)
グループB発表内容スライド3(PDF)
グループB発表内容スライド4(PDF)
動画(WMV) 25.94MB
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グループC. 間接費(固定費)を抑えたい
限界利益率(=限界利益÷売上高)はどこもほとんど同じである。
広告宣伝費や接待交際費等は軽微であり人件費の割合が高い。
今後、適正に抑制できるのは人件費
?給与体系に「ボーダー」の概念を取り入れる。
事務職と専門職の基本給を一元化することも考えられる。
職能給で薬剤師を評価する。
?職能要件書をつくる。
今までは薬剤師の給与(昇給)基準があいまいであった。
たとえ一店舗であっても、目標管理の概念を普及して職能要件書で薬剤師の能力を評価し、昇給等に反映させる。
職能要件書の作成と共に運用方法も普及する。
?この職能要件書は全薬局に一律に押し付けるというものではなく、各薬局でアレンジして使ってもらう。
?6年制と「?」がありタイミング的には今が好機
≪質疑応答≫
Q:出席者で、実際に人事考課を行っている薬局はあるか?→2薬局挙手
Q:人事評価においては社長がどういう評価をするかというポリシーを明確に従業員に伝えることが重要。
Q:職能要件書は勤務薬剤師にとって「なりたい薬剤師像」を具体化したものとなり、
キャリアアップのイメージがしやすくなるかもしれない。
グループC発表内容スライド1(PDF)
グループC発表内容スライド2(PDF)
グループC発表内容スライド3(PDF)
グループC発表内容スライド4(PDF)
グループC発表内容スライド5(PDF)
動画(WMV) 24.59MB
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グループD. 新たなる商圏を開拓したい
(KJ法によるソリューション)
?商品の充実
プライベートブランド(OTC、GE)
?患者サービス
カードなどでのポイント制
?スキルアップ
DVDなどでのマニュアル作成、会員向け販売
?外国人対応
中国人の健康ツアーなどを念頭にコンテンツを充実
?無菌製剤等の設備
?かかりつけ薬局の強化
カリスマ薬剤師の養成→博報堂が計画中
以上の候補から選んだグループDのソリューションは「ポイント制」である。
ポイント制から派生するサービス候補:
1. 診察券の統一
2. ポイント付加
3. 患者情報の共有
4. Suica、PASMO、icoca
5. 診療所との連携
6. 明細書の内容との連携
≪質疑応答≫
Q:クレジットカードの手数料は?
Q:ポイントカードから24時間対応のコールセンター機能を持たせることができるのでは?
Q:診察券の統一の形態?→ファイルに収納
Q:ポイントカードシステムはチェーン店が得意な分野だが、チェーンに対する優位はあるか?
Q:ポイントを発行する主体は?→クレジットカード会社
薬局がポイントを発行して薬局内で割引を実施すると保険調剤の値引きとなり違法(療担違反?)
Q:薬経連がカードの発行主体となり、患者に健康に関する買い物はそのカードで
決済してもらうように働きかければ、購買行動を元に健康アドバイスを発信できるようになるのではないか?
グループD発表内容スライド1(PDF)
グループD発表内容スライド2(PDF)
グループD発表内容スライド3(PDF)
グループD発表内容スライド4(PDF)
動画(WMV) 20.31MB
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2/2(質疑応答)
グループE. 他店と差別化したい
ミーティングに参加している薬局はすでにある程度差別化されているだろうと想定する
・顧客からの興味の大/小
・薬局の関与の大/小 で整理した場合、
?チェーン薬局→興味=小、関与=小
?地域密着型薬局→興味=大、関与=中
?在宅→興味=中、関与=大
?小さい子を持つ母親→興味=大、関与=小
という風にプロットできる。
顧客を、薬局の関与の大きさ順に上から
関与大>関与小>処方せんを持っていない地域住民
とヒエラルキー化し、各層に対して実施できていないサービスを考える。
グループEのソリューションとは「自薬局の分析ツールを提供する」ことである。
例:処方せんを持っていない地域住民の需要を掘り起こす
現状で実現できていないサービス
・地域医療機関の紹介→「薬局の使い方」といったツールを作成する
・薬剤師が物販が苦手→「夏場のOS-1」といったテーマでセールストークやチラシなどを提供
・処方せんを持っていない人を関係ないと排除する→地域情報を発信する
・薬経連として、患者向けのニュースレターのテンプレートのようなものを作成し、
地域情報などを入れればすぐに使用できるようにしたい。との具体的な要望も出た。
≪質疑応答≫
Q:物販の基本は「いらっしゃいませ」「こんにちは」「ありがとうございます」といえるようになること
Q:DVDなどのツールに期待
グループE発表内容スライド1(PDF)
グループE発表内容スライド2(PDF)
グループE発表内容スライド3(PDF)
グループE発表内容スライド4(PDF)
動画(WMV) 27.83MB
You Tube
[16:35?16:50 ディスカッション] ?今後の具体的展開に向けて?
「薬経連の法人化へ向けた組織運営ビジネスの発表]
田代 健 (地球堂薬局)
動画(WMV) 56.30MB
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[16:50?17:00] 総括 山村 真一
閉会の挨拶 田代 健
動画(WMV) 14.95MB
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[17:10?20:30] 懇親会 |
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